ここまでのあらすじ
- 小学校(支援学級)に入学
- 授業中の校庭飛び出し、提出物、宿題忘れなど問題続出→学校と家で対策実施
- 学童でもトラブル発生しアザだらけに
この記事の内容
- 1000人規模の学校に転校する事に!
- これをきっかけにAD郎の未来に光明が!
2年生に上がったある日
私の勤める会社は全国に支社があります、その為、定期的に異動の話が出てきます。今回は単身赴任ではなく家族帯同で行く事としました。
※この時、妻であるAD美との間で、家族帯同か単身赴任かでかなりの騒動が起きたのですが、これはADHD妻エピソードの中でお伝えします。
勿論、異動先の会社は決まっているものの、
住む場所は市単位で自分で選ぶ事が出来ます。
ここで考えないと行けないのは、優先度順に
- 周囲の治安
- 習い事等の環境
- 近くの小学校規模と支援学級有無
- 利便性
- 通勤時間
としました。それぞれ補足すると
- 住む場所:実際には考えすぎでした
→ネットで駅前は治安が〜などのコメントを見て避けた地域も何度も出かけましたが全然問題無し
※現地確認や住んでる人の意見大事! - 習い事環境:送迎前提になるので意味無し
→結局一人で歩かせれるのは小学校高学年位から、習い事も場所に拘らないべき - 小学校:これが一番大事でした
→元の学校とは真逆の
·人数規模が大きい
·特別支援学級が複数ある
·施設も新しい
詳細は後述
新しい学校にて
元の学校と比較しますと
- 人数規模(全校生徒):100→1000人
- 支援学級:1クラス→6クラス
というように、人数規模に比例して支援学級も多くなり、先生もそれだけ多くの支援学級生徒との経験を経験を積んでいます。
実際に転校前に支援学級の先生との面談で

(今の学校での様子や対策を説明)

なるほど、では、こちらでも
連絡ノートは続けていきましょう。
ただ、2年生ですし、書くのは自分でやってもらうようにしましょう、勿論確認やフォローはしますので。

ちなみに、支援学級にも発達障害の子は何人かいて、その中には少しずつ普通クラスでの授業を増やして、5年生には完全に普通クラスに移った子もいます。AD郎君の等級などを聞く感じでは、様子を見つつ、普通クラスに混ざる機会を作っても良いのでは無いでしょうか?

後は症状を抑える薬を服用することで、早い段階で普通クラスに移ったり成績を伸ばしている子もいますね。

是非、普通クラスに段階的に移る
方向でお願いします。
薬については本人とも話した上で病院に相談してみます!
薬の服用による症状抑制、段階的な普通クラスへの移行など、これ迄は考えれていなかった事を実例も交えて提示頂き、光明が差してきました!
引っ越しへ
新たに見えてきた光明に期待を抱きつつ、新天地への引っ越しが決まりました。
※この前後では、AD郎ではなく妻のAD美が荒れに荒れるのですが、そちらは妻エピソードでお伝えします👓️
正直、AD郎は傍から見ると問題児でしか無いのですが、引っ越しの時にはASDの特性を持ったクラスメイトが家まで来て、手紙を渡してくれてい
ました。
内容は「いつも話しかけてきてくれて本当に嬉しかった、大好き!AD郎君がいなくなるのは本当に悲しい、帰ってきたらまた仲良くしてね!」というもの。
この時は「やるじゃん」ぐらいに思っていたのですが、後々、再開した時に親御さんに聞いた話では、AD郎の転校後から徐々に休みがちになり、ほぼ学校には行けなくなった、とのことでした。
AD郎の発達障害も知っていた事から、その親御さんも病院を受診する判断をしたらしく、その結果、ASD(自閉症スペクトラム症)と診断されたそうです。
AD郎と同じ発達障害でも、特性は異なり
- 他者とのコミュニーケーションが苦手
(相手の気持ちを汲み取る、暗黙の了解等は理解しにくい)
→これはAD郎の特性に近い - 周囲の音や光などに過敏に反応してしまう
→AD郎は鈍感タイプなので逆 - 相手にどう見られているのか気にしすぎる
→これも人目を気にしないAD郎とは逆
そう考えると、裏表が無く細かいことを気にしないAD郎とは相性が良く、それが支えになっていたのかもしれません··。
その子に対しての多少の申し訳なさを感じると共に、偶然とはいえ恵まれた境遇に移れた事に幸運を感じました👓️
今回の教訓👓️
- 選択肢は多数あってもそれに気付き、活かせるかは環境次第、環境大事!
- しっかりと環境を整えれば支援学級から普通クラスも移動可能
- 普通と違う=問題では無い、それが相手の助けになる事もある
ご覧いただきありがとうございました、
今回はここまでとなります、
他エピソードも宜しければご覧ください👓️
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