ADHD特性との付き合い方、小学校で試した事(家編)

この記事でわかる事

  • 発達障害特性
  • 実施した対策
  • やってみての効果

AD郎の発達障害特性

AD郎の特性詳細は以前の記事を参照👓️

ざっくりいうと

  • 落ち着きがない
  • 注意欠陥
  • 約束を守れない
  • 人の話を聞けない
  • 自分に都合良く嘘をつく(ごまかす)

対策1:やってはいけないこととやるべき事を意識させよう

これは以前のエピソードでも書きましたが、先生との間で連絡ノートをやり取りする方法です👓️

最初は、単純にその日の出来事を書いて貰っていましたが、途中からは各授業に対して〇△✕の評価とコメントを書いてもらうやり方に変えました👓️

何となく〇とか決めると感覚的になってしまうので、ある程度基準も明確にしています👓️

〇:注意されたら1回でやめる

△:数回注意されたらやめる

✕:同じ授業中に何度も怒られる

一日の終わりに連絡ノートを見返しながら、出来た部分は褒め出来なかった事は何故出来なかったのかを一緒に振り返りました👓️

対策2:成功体験を通して〇を貰うことに喜びを感じさせよう!

発達障害の育児情報などを見ていると良く書かれているのが、怒ってはいけない、です👓️

ただ、親だって人間です、ずっと落ち着き無く動き続け/毎日先生から届く怒られた内容/口では謝るけど毎日同じ事の繰り返し、段々と褒めることよりも怒ることが増えてきます💦

そこで、次に始めたのが加点制度です👓️

何かと言うと単純で、点数を書いた紙を用意します、そして、〇を1個貰ったらその点数分の紙を渡します👓️

更にご褒美一覧を用意します👓️

50点:遊園地

40点:何でも好きなものを食べに行ける

30点:ゲームセンターでメダル100枚

20点:ケーキ買ってあげる

10点:ゲーム2時間

5点:100円分のおやつ

累計点ではなく、ポイント交換制とする事で、頑張って貯める感覚なども身に着けさせる狙いがありました👓️

結論としては、これは失敗でした💦

最初の頃は頑張って貯めようとする動きもありましたが、

  • ポイントが貯まって無くてもそれなりに遊びに行けるし、おやつも食べれる
  • 我慢してポイントを貯める事が出来ない
  • どうせ貰えないし、と言う考えで段々と〇をとろうともしなくなった

こうやって開き直られた時、皆さんならどうしますか?👓️

我が家はここから迷走を始めます💦

対策?3:やらないと困ると感じさせよう

〇を取ろうとせず、✕を取っても気にしなくなったAD郎に対して、次にした事が、減点制度の導入です💦

〇の加点に加えて、✕の時は−1点にするという考えです、これで✕を取らないようしようと思わせる狙いがあります👓️

この結果、差引で0になってしまい、更に〇を取ろうとする意識を持たないようになってしまいました💦

ということで更に迷走👓️

対策?4:減点に伴う罰の追加

✕を取っても気にしなくなり、0点からポイントが増えなくても気にしなくなったので、遂にはマイナスの累計を始めました💦

この時期は毎日オヤツ、土日はゲームを2時間まで、という事にしていたのですが、マイナスが溜まるとオヤツ抜き、ゲームの時間が減っていく罰を始めました👓️

これは一定の効果があり、その後も継続したのですが、今になって振り返ると、これをキッカケに

  • 嘘をつく/誤魔化す事の増加
  • 約束を自分の都合良く解釈する

といった悪い傾向が増えるようになりました💦

教訓

  • 対策を模索するのは有効!
  • ご褒美は普段と違うモノを設定すべき
  • 罰の設定は効果も大きいが、歪みに繋がることも💦

ご覧いただきありがとうございました、次回は小学校の習い事についてご紹介します👓️

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